SEO対策とは

SEO対策とは、検索エンジンで自サイトを上位表示するための施策です。サイトが検索結果の上位にくることでアクセス数が増え集客につながるため、重要な対策です。検索エンジンの主となるのはGoogleなので、主にGoogleに対するSEO対策が必要になります。

Googleの理念=ユーザーファースト

Googleが重要視しているコンテンツ、それは検索ユーザーの役に立つコンテンツです。Googleはユーザーの使いやすい検索エンジンを追求しています。Googleの掲げる理念からもそのことがわかります。

Googleが最重要視する3つの評価基準(E-A-T)
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

Googleが掲げる10の事実
1、ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2、1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3、遅いより速いほうがいい。
4、ウェブ上の民主主義は機能します。
5、情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6、悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7、世の中にはまだまだ情報があふれている。
8、情報のニーズはすべての国境を越える。
9、スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10、「すばらしい」では足りない。

http://www.google.com/intl/ja_JP/about/company/philosophy/

そのため、ユーザーの役に立つコンテンツを提供することで、SEO対策にも繋がります。

コンテンツは、何よりもユーザー目線(ユーザーファーストであるべき)
専門性・独自性を高め、網羅する(質の高いコンテンツ)
ページスピードを上げる(ユーザビリティの重要性)
人気のあるページは評価が高い(被リンクの重要性)
検索行動は様々な状況で行われる(検索意図の重要性)
ことが考えられていることが重要。
そのため、高品質な価値あるコンテンツ(問題が解決できる、新しい情報や専門的な知識が得られる等)を作成し、多くの人から紹介される(=リンクされる)ことで自然と検索エンジンからの評価が上がり、ユーザーに提供すべき価値のあるページとして検索上位に表示される。

SEO対策での上位表示に関わる要素とは

では、Googleがどのようなコンテンツを役に立つコンテンツとしているのでしょうか?検索結果を検索結果を上位にする要素は色々ありますが、主に次の3つが順位に大きくかかわっていると考えています。

  • キーワード設定
  • ドメインパワー
  • ユーザー体験

キーワード設定(検索意図とのマッチング)

まず、SEO対策で重要なのがキーワード設定です。例えば、”SEO対策とは”と検索した場合、”SEO対策とは”というタイトルのサイトが上位に表示されやすくなります。ユーザーの意図とマッチしているためです。もちろん、タイトルだけではなく内容も大事です。

ドメインパワー

SEO対策では、ドメインパワーも大切です。キーワード設定がちゃんとしていても、ドメインパワーが低い場合上位表示にはなかなかなりません。ドメインパワーは主にアクセス数と質の高い被リンク数で高まっていきます。

ユーザー体験の優れたコンテンツ

最近特に重視されているのがユーザー体験という指標です。ユーザーの役に立つコンテンツの場合、その分上位表示される指標の一つとして見られています。何をもって「ユーザーの役に立つ」とするかは明確になっていませんが、主に以下のようなことがユーザー体験に優れていると考えています。

  • 検索意図にマッチしたコンテンツ
  • 読みやすいコンテンツ
  • ユーザビリティの高いコンテンツ
  • 表示速度の速いコンテンツ
  • レスポンシブデザイン

SEO対策の方法

キーワードを意識する

検索上位に表示するには検索キーワードと一致することが大切です。そのため、コンテンツのタイトルや、記事の内容にユーザーが検索すると思われるキーワードを含めることが大切です。もちろん、その上でユーザーが必要とする情報を提供できれば、”ユーザーの役に立つ”コンテンツとなり、Googleの評価にも繋がります。以下のことに注意し、キーワードを設定します。

☑無用な”スペース”や”、”を使用しない
☑タイトルは24文字以内
☑重要語句のみ二回使用する
☑全てのWebページをオリジナルなタイトルとする
☑コンテンツに関係のないタイトルは使用しない
近接度を意識する

サイトの表示を高速化する

サイトの表示速度はユーザー体験の面において重要です。しっかりとした内容を用意していても、表示速度が遅いと、他のサイトへ行ってしまったり、他の記事を読もうと思えず、滞在時間の減少に繋がってしまいます。表示速度が速いと、他のページも読んでみようという気になりやすく、結果的に集客率のアップにもなります。

こちらのサイトに検証をしたいurlを入力することで、そのサイトの速度等のスコアを見ることが出来ます。モバイル60点、PC80点以上が好ましいです。

レスポンシブデザインに対応する

サイトを作る際に忘れてはいけないのがスマホ対応です。近年ではPCからのアクセスよりスマホからのアクセスが増えています。そのため、スマホからアクセスした際の表示も最適化しないといけません。PCからのアクセスしか想定されていない場合は、スマホでもPC用のサイトが表示されてしまうため縮小されてしまい、サイト全体が見にくくなってしまいます。レスポンシブデザインに対応することで、スマホからの閲覧時でも最適化された表示がされるため、SEO的にも優位に立てます。

まとめ

SEO対策について書いてきましたが、SEO対策にはこれが正解というものがないため、様々な対応を行うことが大切です。しかし、ユーザーが必要としているものの提供を続けていれば、Googleからの評価もあがり、検索上位の表示にも繋がります。