鳥大の風紋祭がついに始まった。

今日の朝9:30に最後の2団体に納品した。本当にぎりぎりだった。

昨日の夜中にバイトの子が頑張ってくれたが、数が数だけに全ては終わらず、僕が朝早く起きて本気で仕上げた。バイトがシフトに入れない早朝の時間帯は仕方ないので、久々に焦りながら働いた。

学祭のための注文なので、納期は死守しないと商品価値が激減する。本当に間に合ってよかった。

納期5日前に風紋祭のための注文を締め切ったが、そこからデザインデータを仕上げて、注文を確定後に材料を仕入れて受け渡し&代金回収までを全てやらないといけなかったので、忙しい一週間だった。

9月の終わりから現在までの2週間で14団体の注文をこなした。

★大変だったこと★

締め切り直前に大口の注文が入り、初期の仕入れでは足りなくなり、納期ぎりぎりに追加仕入れを行った。

予定外のことだったので予算オーバーとなり、資金繰りできなくなる危機になるところだった。

完成した注文の商品から納品して代金を回収できたため、資金ショートの危機を免れた。

その売り上げのほぼ全額を追加仕入れに使った。貯金は数千円になった。

★楽しかったこと★

今回はバイトをたくさん雇ったため、常に2、3人で働けたこと。

人と一緒に仕事をするのは楽しいと思った。

どの人も真剣にバイトをしてくれた。

★後期スタート★

学祭一週間前も講義は一限から全て出席した。

忙しいほうが寧ろ真剣に講義が聞けた。予習も復習もする時間は無かったので講義中に寝ている時間はなかった。理解できたところは少しは楽しいと思えた。

夏休みの時間感覚からなんとか三日で慣れた。

昼間には働けないことが納期を短く感じさせた。

大学から帰宅して、バイトが来る前に段取りをして、すぐにバイトが来るという毎日だった。たまに夕食をとるのを忘れることもあった。

大変だったが、充実して楽しい一週間だったと思える。

★失敗と反省★

1、段取りの問題

一番思ったのは決定的な段取り不足だったこと。

バイトに仕事がなくなることが度々あり、時間が勿体無かった。

大学から帰宅して時間がなかったのもあるが、多分それは言い訳にしかならないと思う。

段取りの重要性を軽くみていた。バイトが来てからでもなんとかすぐできるだろうと。

任せる仕事の計画をきちんと練っておくべきだった。

同じ人が一貫して一つの注文を遂行できるようにシフトを組み、バイトの人されぞれの向き不向きも考えて決めるようにしようと思う。

今回は段取りが遅れていたせいで本来の予定とは違う仕事を一時的に任せていたことが度々あった。

これは仕事のやり残しやミスを発生させる原因となり、中途半端に仕事をさせない方がまだましという状況になることが多かった。

これはバイトのせいではなく、間違いなく自分自身が原因。

2、スペース活用の問題

バイトが一人の時は問題なかったが、同時に二人雇った場合にスペースを広く使えない状況になり効率が低下した。

これも段取りとシフト組みの問題が主な原因のひとつ。

仕入れのためダンボール箱で作業場が狭かった。

すぐに必要でないものは別の場所に移動させ、作業スペースを確保して最大限に効率を良くするべきだった。

やっぱり狭いと作業しにくい。狭い中でいくらバイトの手際が良く見えてもそれは最大限ではないはず。

★嬉しかったこと★

何よりも一番嬉しいことは、すれ違う人、模擬店で活動している人々、ライブしているバンドの人々が自分が作ったTシャツやポロシャツ、ジャンパーを着て楽しそうにしているのを見たとき。

嬉しいを超えて常に感動していた。

今回の風紋祭では全団体の注文で約300人分のオリジナルウェアを作ったので、右を見ても左を見ても必ず目にする。

注文いただいた団体の模擬店には必ず訪れて食べ物を買う予定だったが、さすがにお腹が一杯になったので全部回るのは3日に分けて行こうと計画変更。

その模擬店の前を通ると何か買わないといけないような気になってしまう。しかし腹一杯だ。

団体の担当者以外は僕のことは知らないので、多分普通に通り過ぎてもバレてないはず。でも声かけられたら断れないかも。

今日、注文された団体さんの模擬店に写真を撮らせてもらいにいったところ、快く写ってもらえた。

そのときに話したときにTシャツのことで、
「これ最高です。」
とか
「みんなすごい気に入ってます。」
と言われてすごく嬉しかった。

他に嬉しかったことは、

バイトに雇った人が、この仕事が楽しいと言ってくれたこと。

知り合いが増えたこと。

明日、明後日も楽しみ。