キリンクラフトでは様々なプリント工法でオリジナルプリントが制作可能です。それぞれの特性をご紹介します。注文枚数と入稿データ(色数やプリントサイズ、かすれ等の有無など)で判断し、この中から最適なプリント方法をご提案します。※納期は注文確定後からの日数になります。
DTFプリント
特殊なフィルムにインクを印刷しパウダーをふりかけて熱処理し、それを生地に圧着する工法。納期:1~3週間
加工できる生地:綿、ポリエステル、ナイロン


長所
フチのない自然な仕上がり
細かいデザインでもフチが付かず貼り付け感もないので、自然な仕上がりになるのが大きなポイントです。
制約のない生地、デザイン色
ウェアの生地色、素材、プリントの色数を気にせず自由なデザインで製作できます。
短所
ぼかしのデザイン
ぼかしなどの境界線が曖昧なデザインの表現には不向きです。
ゴールド、シルバー
ゴールド、シルバーなどの特殊印刷は出来ません。グラデーションで輝きを表現します。
ガーメントインクジェット
生地に専用インクジェットプリンターで直接プリントする工法。
納期:5~7日
加工できる生地:綿


長所
写真やイラストをそのままプリント
細かいデザインや写真などのフルカラー画像でも、インクジェット・プリンターでそのままプリントできます。
1枚からプリント可能
製版不要で1枚からお手軽に作れます。小ロットのプリントに最適です。
特大サイズプリントできます
Tシャツの全面いっぱいに入るようなプリントが可能です。サイズは400mm×500mmです。
短所
綿生地にしかプリントできません
綿100%の生地にしかプリントできません。
濃色生地にプリントする場合、割高になります
デザインにもよりますが濃色生地にプリントする場合、色の制約がありホワイトインクを使用した別価格になります。生地色が白もしくは淡い色の場合はかかりません。
ゴールド・シルバー
ゴールド・シルバーなどの特殊印刷は出来ません。グラデーションで輝きを表現します。
シルクスクリーン印刷
1色ごとに版を作成しインクでプリントする工法。版画と同じ仕組みです。
納期:10~14日
加工できる生地:綿、ポリエステル、ナイロン


長所
大口注文にお得
注文数が多いほど割安になります。基本的に10枚以上からのご注文に適しています。
高い耐久性
洗濯の繰り返しで剥がれることはありません。最も強いプリント工法です。長期使用に適しています。
細線まで綺麗に表現
0.5mmの細線まで綺麗にプリントできます。かすれの様なデザインに向いています。
短所
小口注文には割高
10枚以下の小口注文では割高です。版代が必ずかかります。
色数が多いと割高
1色につき1版を製作するため、色数分の版代がかかります。フルカラーには向いていない工法です。
シルクスクリーン印刷の最小注文数は5枚からになります。リピート注文も基本的に5枚からになり、それ以下だと様々なコストがかかるため割高になります。 リピート注文についてはこちらをご覧ください。
Tシャツ、ポロシャツなどインナーへのプリントの場合、版は1年以内2回までリピート注文可能です。
ジャケットなどアウターにプリントする場合と2版を使って色を重ねてプリントする場合は、版は使い切りになります。
もしその場合でリピート注文する事を前提であればリピート用にハードナー加工した版で製作可能です。1年以内2回までリピート注文可能です。版の金額は通常版より2000円プラスになります。
大人サイズと子供サイズを組み合わせて注文される際、版を複数作成する場合があります。
プリントサイズが大きいと子供サイズにプリントができません。その場合は子供サイズに合わせた新たな版を作成しプリントします。

プリントサイズA4内のデザインであれば、1つの版で子供サイズまで制作できます。

刺繍
糸を直に縫いつける工法。
納期:10~14日
加工できる生地:綿、ポリエステル、ナイロン
価格は要相談
長所
立体感・高級感
刺繍を施すと立体感が出ます。小さな柄でも刺繍ならではの存在感醸し出してくれます。
高い耐久性
布に直接糸を縫い付けていくため、洗濯機や乾燥機にかけても剥がれ、ほつれ、色褪せたりなどせず非常に丈夫です。洗濯する頻度の多いユニフォームや作業着などにも最適です。
短所
複雑なデザインには不向き
複雑で細かすぎるデザインは潰れてしまい刺繍できない場合があります。事前に画像を送って頂ければ製作可能かどうか判断します。