開業するなら!⑩崩壊の危機は突然に!

今月のオススメ商品のポスター納品で久しぶりにうさぎさんのお店へやってきました。店内をぐるり見回すと、以前とは変わった感じです。

「なんか・・・張り紙とか、物が増えたね」
「うんそう 常連さんやご近所さんのイベント告知とか プレゼントやお手紙とか お子様の折り紙とか あとね町内旅行で大きなシーサー買っちゃったからそれも入口に置こうかなって!」
さすがうさぎさん、天性の魅力で常連さんやご近所さんと楽しく仲良くしているようです!
とっても良い事だけど、キリンさんは困ったような表情。どうしたのでしょうか。

”常連さんやご近所さんと仲良し・大切”をコンセプトにしていくなら今の変化は良い事、だけど意図せず今の表現になってしまっているなら軌道修正する必要があるよ。とキリンさんは伝えます。
うさぎさんがお店を作るとき、たくさん話し合いをしたよね。
このビジネス街で働く女性がターゲット。魅力的に見えるよう店内はサッパリとスタイリッシュに、アクセントはシルエットやカラーも厳選。導線・視線のムダな妨げになるものは強力排除しました。
それを形にするために打ち合わせや修正をどれだけ重ねてきたかを自身で見てきているから。大切さを知っているからです。

『世界観というのは、とってもモロいものなんだよ。お店作りは完成したら終わりじゃなくてコンセプトを保つことがとっても大事なんだ』

キリンさんの考えが伝わりはっとしたうさぎさん。
当初ワクワクして決めたコンセプトをおざなりにしていたなんて、自分にびっくりしたのです。
そして目の前のことが忙しいあまり、この友人の張り紙をしたならこちらの友人のもしなきゃ、プレゼントは飾って他の方に見てもらった方があげた方も嬉しいかも、なんて選択の仕方をしてしまっていたという反省もあったのでした。
もう自分のお店のことに手を抜かないぞ!と心に決めたうさぎさんでした。

崩壊の危機は突然に!まとめ

日数を重ねるうちに店内・社内は元の姿と変わっていきがちですよね。ですが意図しないコンセプトからのブレは避けたいところ。保持・あるいはより最適化するため俯瞰の目を持つことが大切です。
今回は、コンセプトを保つ重要性に関してのお話でした。「店舗・企業作りについて詳しく知りたい」「自分一人で考えるのは難しそう…」という方は当社にご相談くださいね。しっかりとヒアリングして制作に活かす、トータルプロデュースのプランがございます。

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