まわりの友人が就職活動をしている中、俺は将来どうするのか、どうしたいのかをやはり考えてしまう。

一昨日は布団に入って12時に寝ようとしたが、様々な考えが頭をめぐって、結局6時までずっと考えていた。

プリント事業を始めたのは良いが、これからどうするのか、また過去の面白いエピソードなどを思い出しながら考えた。

「結局、俺は一体何がしたいのか?」

という自分への問いにたどり着く。

そして一時間後、答えは出た。初めから分かっていたのかもしれない。

「俺は人を驚かすようなことがしたい。また、人を驚かせるような人になりたい!!」

という答えだった。

起業したいと思った根源には「何か人を驚かすようなことがしたい」という思いが必ずあったはず。

今のプリント事業は今までに無い新しいサービスを!って思って始めた。

しかし、実際には既にプリント業界は飽和状態だった。

自分が新しいアイディアだと思っていたあらゆることは、何もかもすべて他の会社が昔からやっていたことだった。

始めた後に知ったことだった。

一度去年の9月の終わりの頃には完全に諦めようとした。やっぱり自分には無理だったのだ、と。ものすごい脱力感に襲われ、何もかもやる気が起きなかった。

しかし、一週間経って今まで通りの日常に戻っても、何か物足りなく虚しかった。もやもやが消えなかった。

少数の注文だけは他社より圧倒的に安いこと、そして臨機応変に対応し、そこで勝負すればまだ諦めなくていいんじゃないかと思い、再び立ち直った。

そして今に至る。

初めからアパレルや印刷関係に興味があったわけではない。

それらよりも興味がある分野は何故か、なにかメカニカルなもの、例えばロボットだと思う。

だから工学部に来た。ロボットが作りたいという単純な考えで。

今まで無かった新しい技術には誰もが驚く。

それが役に立つことが分かれば「すごいっ!!」って思う。

~これらを融合して出た結論~

プリント事業はこれからもずっと続けていく。自分を必要としてくれているお客様のために。

突然なくなったら、ただ迷惑なだけになってしまう。

卒業するまでには後継者を募って、機械および設備ごと譲渡する。

自分がいなくても会社として今まで通りの価格およびサービスで機能できるようにする。

卒業後はどこか電気電子関係の企業に就職し、社会人としての経験や人脈、そして情報のネットワークを身につける。

なにか良い市場、きっかけを見つけた時、いつでも独立できるように準備しておく。

これが今の自分の結論。

~プリント事業を始めて痛感した自分の欠点は~

1、度胸のなさ。

やってみる前に恐れてしまう。今、宣伝の営業でこれをなんとか克服しようとしている。少しはましになったかな。

2、行動力が全然ない。

アクションを起こす前に頭で無駄なことを考えてしまう。頭で考える前に足がでるくらいでないといけないと思う。

改善しなければ。

3、持続する忍耐力

ひとつの作業がなかなか進まない。一気にやり終えてしまったほうが良いはずなのに、夢中モードでないときはいつも中断してしまう。

自分に厳しくしなければ成長できない!頑張ろう。