ワンテーブルカフェ

ワンテーブルカフェとは

ワールドカフェのルールを適用した「席移動のない」1テーブルのみのワールドカフェを実験的にしてみようということで、以下やり方考えてみました。4~5人で行います。12人以上ではhttps://tprint.info/remoがおすすめ。

目的

お互いの主張を戦わせる「議論」ではなく、お互いの価値観を受け入れる「対話」、会議によって何かを決める「収束」を目的とせずアイディアがたくさん出る「拡散」を目的としたワークショップです。

問題解決するためのクリティカル・シンキング(収束)ではなく、問題発見のためのクリエイティブ・シンキング(拡散)ができます。何が本当の問題なのかさえ気づけば8~9割解決しているとも言われます。

ワールドカフェイベントを行う前準備としての目的

ワンテーブルカフェでやり方のコツやルールを練習しておくことで、大人数でワールドカフェイベントをするときに、参加メンバーが核となってスムーズに運営することができる。

ルール

  • 相手の話を否定しない(議論ではなく対話であることを意識)
  • 発言1回あたり1分以内が目安(他の人に発言の機会をバトンタッチする)
  • 25分を1セッションとして、各セッションごとにテーマ(問い)を設定しておく。目安として3~5回セッションを行う
  • ルールではありませんが、話をしている1人以外の全員は各自の解釈をしたアウトプットメモを常に書き込むことがおすすめ。これをすることで対話がより深まります。

オンラインで行うには?

参加メンバー全員とLINEグループを組み、開催日時、リンクを共有。全員が同時に書き込める模造紙の役割をする仕組みが必須。議事録として後ほど活用することを考えるならGoogleドキュメントがおすすめ。

・ZOOM+Googleドキュメント

テキスト保存のため、キーボード入力に適している

スマートフォンでZOOM、PCでGoogleドキュメント編集など2デバイスあると便利。PCオンリーなら画面右にZOOM、画面左側にGoogleドキュメント

ページ設定からA4横型にする

このように3×2の表を作っておく

ZOOMでホワイトボード機能を使う

画像保存のためipad+アップルペンシルでの手描きベースには適している。ただしデバイス自体を持っていない人が多いため、あまりおすすめしません。