2週間前からずっと考案していたフレームワークを図にしてみました。

情報▶知識▶知恵▶感覚

上に行くほど習得に要する時間と労力(難易度)が大きいですが、頭の中の広がりの次元が大きくなるため効果も極めて大きくなります。

◆情報とは知っているかどうかの引用であり、WEBサイトのリンクのようなイメージです。それぞれの情報は単なる点です。

◆知識とは情報と情報を繋げて、その関係性を理解し、自分の引き出しとして記憶したものだと思います。次元で表現すると点と点を繋げて線にしたものです。

◆知恵とは状況に応じて知識を組み合わせたり、工夫して使うことだと思います。
次元で表現すると線と線を交差させて面を創り出したものです。

◆感覚(センス)とは知恵、知識を経験や慣れによって頭であれこれ考えなくても自然にできるほどに極めた段階だと思います。次元で表現すると面と面、面と線を交差させて空間的な広がりを持ったものです。日本語的表現では「奥行きのある」と言われるレベルだと思います。

知っているだけの情報が最も多いですが、知識▶知恵▶感覚まで昇華させられる分野は一部だと思います。ピラミッドのそれぞれの段階の面積は量の多さを示しています。

◎これを考えたきっかけ

弁証法のアウフヘーベンで「次元を一つ高くして思考する」・・・??

と意味が分からなかったので、自分なりに考えてみました。

しかし、作成したこのフレームワーク概念図は弁証法とは全然関係ありません。思考途中に脱線して見えてきたものです。

自分で考えたアウフヘーベンで「次元を一つ高くして思考する」という例は

正三角形であり、正方形であり、さらには五角形でもある

この条件を同時に満たすには・・・という例です。

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..

…..

この答えはピラミッド。つまり正四角錐です。
斜め底から見ると五角形です。

2次元(面)では三角形、四角形、五角形とそれぞれ互いに相反する事を議論していたのに3次元(立体)にするとすべて解決、という例です。

アウフヘーベン、興味は持ったものの、今のところ図形でしか考えることが出来ていません。

「あちらが立てばこちらが立たず」のような様々な社会問題(例えば環境⇔経済)を解決するビジネスモデルを創りだす思考法として有用だと思うので、時間があるときに考えようと思います。