パレットを増やす

相手が求めているデザインイメージと自分が把握したデザインイメージとを、より正確にコミュニケーションするため、デザインをイメージするための言葉(形容詞)をまとめてみました。

カテゴリー分けしてスッキリする想定だったのですが、言葉ってそう簡単なものではないですね。解釈によってはカテゴリーが2つ3つ掛け持ちになる。とりあえず使えるレベルにまとめられれば良いので近い言葉、対立する言葉でまとめてみました。

似た言葉でも想起するイメージが変わるので減らせなかった言葉がいくつかありました。こうして書き出してみると思っていた以上にデザインを構成するための言葉の種類が多いことに気付きました。

ほとんどの場合、「格好良く」や「可愛く」というかなり広い範囲で頼まれることが多いので、想像+質問で相手が求めているものを掴みます。

このデザインイメージワードの表を見ながらコミュニケーションをとれば、もしかしたら相手も気づいていなかった自らが求めているデザインに気づくかもしれないと可能性を感じています。

ここ最近の趣味(傾向)はとにかく「パレットを増やすこと」です。

「情報を自分で噛み砕いて構造化していつでも引き出せる状態にしたもの」を「パレット」と僕は定義しています。

できること(表現域)がより増えて、より深くなるという期待感から「パレットを増やすこと」は面白いです。

配色も語彙もフレームワークもパレットです。

デザインは「情報を整理して伝えたいことを伝えるためのコミュニケーション手法」だと思っています。

絵も文章もコミュニケーション手法で、製作手順は同じで、視覚を使うというところまで同じだと思います。(話し言葉は聴覚と視覚(表情)ですね。)

違いは絵は感覚的(右脳的)、文章は論理的(左脳的)という傾向があることだと思います。

絵と文章、両方を極めれば最強になれそうです。

自分の表現域を死ぬまでずっと増やし続けていきたい。