ウェア生地色による加工方法の違い

オリジナルTシャツ作成前に、皆さんまずはHPで印刷イメージや価格を調べると思います。
そこで気になるのが加工方法が色々あってどれを参考にすれば良いの?ということ。
今回はウェアの生地色で選ぶ加工方法の違いをご紹介いたします。

生地色はホワイト?その他?

生地色ホワイトの場合

綿素材にはガーメントインクジェット・ポリエステル素材には昇華プリントで印刷できます。
写真やグラデーションの印刷に向いた加工法です。どちらも生地を染めるような工法なので、通気性を損なうこともありません。
有色生地に向かない理由…白インクはなく、白い部分=生地色(ホワイト生地の場合)で表現します。下のイラストを見ると分かるように、インクが生地色に重なるので白色や生地色より薄い色は表現できず、色味が変わってしまいます。


価格は印刷サイズで決定します。何色使用しても価格は同一。
※注 金・銀などの特殊インクはありません。グラデーションで輝きを表現する印刷になります。

上記2種の印刷の場合、少数作成でも加工費がお安いのもポイントです。また、納期も短く当社在庫がある白Tシャツ(綿085-CVT・ポリ5900)でしたら最短当日作成可能です。
まとまった数の注文でプリント色が1~2色であればシルクスクリーン印刷でも印刷できます。

生地色ホワイト以外の場合

カッティング圧着・シルクスクリーン印刷・フルカラー圧着で印刷します。全て生地色が透けない工法ですので、薄い色から濃い色までウェア色を気にせず印刷することができます。

カッティング圧着
各色ラバーシートをカットしてプレス機で生地に圧着する工法です。
金・銀など特殊シートもあります。


シルクスクリーン印刷
1色ごとに版を作成しインクでプリントする工法。版画と同じ仕組みです。
金・銀など特殊インクもあります。


フルカラー圧着
専用のシートにフルカラーで印刷し、カットしたものをプレス機で生地に圧着する工法。
価格は印刷サイズで決定します。何色使用しても価格は同一。写真やグラデーションの印刷もこちら。
プリント周りにフチが付くデザインになります。フチサイズは通常1.5㎜で白もしくはプリント色に近い色になります
※注 金・銀などの特殊インクはありません。グラデーションで輝きを表現する印刷になります。

最適な工法をご提案します。 

今回は、生地色で選ぶ加工方法の違いをご紹介致しました。
ウェア作成時の参考になればと思います。
また、LINEなどで生地色や枚数、印刷画像を頂くと最適な工法での完成イメージ、お見積りを作成いたします。

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